意願2025ー14863
高齢者や障害を持つ皆さんの介護や介助の現場では、
日常的に「下着の交換」が必要です。
運動機能の低下した(立位が保持できない)方は、
通常の下着から“紙おむつ”への移行する事がありますが、
生活全般に対する前向きな行動や心理に、
変化が生じる事が少なくありません。
介助者の視点で考えると、出来るだけ本人の希望に寄り添って
いきたい想いはありながらも、労力・時間には限りがあり
“紙おむつ”を選択せざるを得ない現実があります。
開発者自身も利用者の方から想いを伝えられ、思い悩む日々がありました。そこで、自分自身または一部介助で履き替えが可能となる下着を新たに開発し、これらの課題を少しでも解決したいと考えました。
腹巻きを製造する技術を利用した、伸縮性に富んだシームレスな形状で快適な着心地を実現しました。
天然有機系デオドラント加工「ロンフレッシュ®」
抗菌防臭加工の糸を使用しています。
素材:綿(cotton)
厚生労働省 就労支援プロジェクト(社会実証テスト)に参加しています。(採択企業:13社)
事業主体(申請者)
一般財団法人さくら
代表理事 菅原 亮
モニター評価の場
リクルート スタッフィング クラフツ
代表取締役社長 石坂 文 様
仲介者
国立研究開発法人産業技術総合研究所 柏センター 主任研究員
梶谷 勇 様
仲介者(最終評価者)
国立大学法人 東北大学 知能機械デザイン学分野 教授
平田 泰久 様
評価者